世田谷は、パンの街 vol.1 <シニフィアン シニフィエ>
世田谷公園のそば、コーヒーショップ向かい側にガラス張りの奥にずらっと並ぶパン。<シニフィアン シニフィエ>のシェフ・志賀勝栄さんは、浪人中に食べたバゲットが美味しくて忘れられず、自分もそんなパンを作りたい!という思いからパン職人を目指し、世田谷に店を出して今年で10周年。
“美味しさと同時に健康も提供できるように考え、素材はそのままで美味しいと思えるものを、とできるだけ無農薬やビオであるものを厳選して使用しています。特に小麦をはじめとする粉は、生地の骨格を担い風味や味の大きな要素であり、多種多様な粉の特性を生かし、それぞれのパンに求める最高の組み合わせで配合します。酵母の発酵力だけに頼らず、長時間発酵により素材の力・美味しさ・風味をじっくりと引き出します。生地が発酵する際に醸された様々な香りが含まれるガス(気泡)を積極的に残し、パンの味わいにつなげます。今日も最高のパンを目指して厨房に立っています。”

志賀 勝栄シェフ
■ シニフィアン シニフィエさんのパンたち ■
バゲット プラタヌ
志賀シェフのスペシャリテ。低温長時間発酵のバゲットの極みをこの1本で味わえます。まずはそのままシンプルに食べるだけでとても満たされた気持ちになれ、オリーブオイルや無塩バターをつけたりハムとチーズを挟んだり変化も楽しめます。“プラタヌ”は、お店の前にあるプラタナス(すずかけの樹)のように皆様にも愛されるバゲットでありたいという想いから。
パン ド ミ
日本人が毎日食べることイメージして、もちっとした白米にイメージを近づけています。フワフワで副材料を使ったヴィエノワズリーではなく パンとしてその本来の美味しさを 引き出す為に作り方からこだわりました。ホップと米麹で作った酵母、レーズン酵母の2種類を掛け合わせて使用しています。
パン オ ヴァン
たっぷりのナッツとドライフルーツ、赤ワインのフルーティーな香り。 まるでフルーツケーキを食べているようなパンです。具の入った生地を皮の生地で包み、すべての具材の風味を閉じ込めます。8mm位の薄めのスライスにして頂くと、様々な具材がバランスよく口の中に広がります。ブルーチーズのペーストを合わせ赤ワインで頂くのも美味しいです。
SHOP DATA
店名:シニフィアン シニフィエ
最寄り駅:田園都市線 池尻大橋駅、三軒茶屋駅
住所:東京都世田谷区下馬2-43-11-1F
電話番号:03-3422-0030
営業時間:11:00−18:00
定休日:不定休
店舗URL:http://www.signifiantsignifie.com